消費税:いつから納めるのか、いくら納めるのか

消費税に気づくのが遅れ、納税義務者になってから何も準備していなかったという方は少なくありません。基準は単純ですが、2年のずれが分かりにくくしています。

かんたんに言うと

基準期間(2年前)の売上が1000万円を超えると課税事業者になります。つまり、1000万円を超えた年に納めるのではなく、その2年後から納めます。インボイス登録をした場合は、売上に関係なく課税事業者になります。

つまずきやすいところ

  • 2年のずれが誤解を生みます。今の売上が少なくても、2年前の売上により納税義務が生じることがあります。
  • 年間を通じて取り分けていないと、3月にまとまった納税が一度に来ます。
  • 消費税の申告は所得税とは別で、期限も3月31日と異なります。
  • 2割特例や簡易課税を知らないまま原則課税で計算し、本来より多く納めてしまうことがあります。

先回りする方法

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    今年の売上を把握する

    1000万円に対して今どこにいるかを知ることが、2年分の準備期間になります。

  2. 2

    切り替わる年を控えておく

    今年1000万円を超えたなら、2年後に課税事業者です。日付を控え、資金の取り分けを始めましょう。

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    有利な方式を選ぶ

    2割特例なら売上に係る消費税の20%を納めます。業種別のみなし仕入率による簡易課税もあります。比較する価値があります。

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    毎月取り分ける

    請求のたびに納税分を分けておけば、3月の資金繰りに驚かされません。

よくある間違い

  • 1000万円を超えた年からすぐ納税が始まると思い込むこと。
  • インボイス登録により、売上に関係なく課税事業者になる点を見落とすこと。
  • 2割特例が使えるか確認せずに原則課税で納めてしまうこと。
  • 所得税と同じ期限だと思い、3月31日を過ぎてしまうこと。

eKOJINjp でできること

基準の把握と税額の計算

eKOJINjp は年間を通じて1000万円に対する売上の位置を表示し、切り替わる年をお知らせします。2割特例による消費税額も項目ごとに計算し、そのまま申告書に転記できます。

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よくある質問

基準期間とは何ですか?

個人の場合は2年前の暦年です。その期間の課税売上高で納税義務が判定されます。

今年1000万円を超えました。今から納めますか?

原則として2年後から課税事業者になります。上半期に関する特定期間の例外もあるため確認しましょう。

2割特例とは何ですか?

インボイス登録により課税事業者になった方向けの経過措置(2023〜2026年)で、売上に係る消費税の20%を納めます。

簡易課税との違いは何ですか?

簡易課税は業種別のみなし仕入率を使い、事前の届出が必要です。2割特例は申告時に選べます。

消費税の申告期限はいつですか?

3月31日です。所得税の確定申告の1か月後にあたります。

売上は少ないですがインボイス登録済みです。納めますか?

はい。登録により、売上高にかかわらず課税事業者になります。

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国税庁の公表資料をもとにした情報です。制度は年度ごとに変わることがあります。